本業集中のため、ノンコア子会社の製麺会社(売上:約2億円)を、新商材の取得を目指す食品加工会社に売却。
売り手企業
事業内容 | 製麺会社 |
---|---|
売上 | 約2億円 |
売却理由 | ノンコア事業・子会社の売却 |
買い手企業
事業内容 | 食品加工会社 |
---|---|
売上 | 約100億円 |
買収目的 | 商品・サービスの拡充 |
スキーム | 株式譲渡 |
---|---|
概要 | 売却対象会社である製麺会社は、外食企業の子会社として、親会社向け食材の製造・販売や他社への製造・販売を行っていたが、近年、他社向けの販売が減少したことにより、工場の稼働率が低下していた。 この状況を受けて、親会社は、本業である外食業へ専念することとし、ノンコア事業である製麺会社の売却を決定した。 買い手企業である食品加工会社は、製麺工場を探していた。 同社は、検討の結果、売却対象会社の立地と設備にメリットがあると判断し、買収を決断した。 双方のニーズが一致していたため、交渉はスムーズに進み、5か月弱でクローズとなった。 売り手である親会社は、売却先が見つからない場合は、閉鎖も選択肢としていたことから、従業員の雇用が守られ、既存設備が活用されたという意味で、このM&Aの社会的意義は非常に高いものであった。 【製麺会社のM&A動向】 参考:製麺会社のM&A・売却・事業譲渡 |