高齢で後継者がおらず、歴史のある日本語学校(売上:5億円以下)を各種専門学校を運営する学校法人に譲渡
売り手企業
事業内容 | 日本語学校の運営 |
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売上 | 5億円以下 |
売却理由 | 後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | 各種専門学校の運営 |
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売上 | 数百億円 |
買収目的 | サービスの拡充 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 対象会社は歴史のある日本語学校であり、東日本大震災後の留学生の減少から順調に業績が回復してきており、業績は堅調に推移していた。 しかしながら校長でもあるオーナー社長は、高齢になり親族に後継者がいないことから、将来の事業承継に不安をもっていた。 本件の買い手は、全国で各種専門学校を運営する学校法人であり、留学生を積極的に取り込むために日本語学校を自ら運営したいとの意向を持っていた。 日本語学校を新設するには、様々な制約があり、コスト、時間もかかるため、買収によって日本語学校をグループに加えることが得策との判断になり、歴史と実績がある対象会社の買収を強く希望した。 デューデリジェンスでもまったく問題がなく、最終的には株式譲渡と退職金を組み合わせる形で譲渡が成立した。 |