高齢のため、医療機器商社(売上:約2億円)を、医療事業への進出を目指す商社へ売却。
売り手企業
事業内容 | 医療機器商社 |
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売上 | 約2億円 |
売却理由 | 後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | 商社 (上場企業) |
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売上 | 約4,000億円 |
買収目的 | 新規事業の獲得 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売却対象会社である医療機器商社は、小規模ながら高収益体質で、業績も順調に推移していた。 しかし、創業者である社長は、自身が高齢となったため、会社を売却して、将来の成長を買い手企業へ託すことを決断した。 一方、買い手企業である上場商社は、新規事業となる医療機器関連事業への進出を検討しており、同社の買収に強い意欲を示した。 売却対象会社の独占的な国内シェア、高い収益性、良好な財務内容が高く評価され、複数社が買収に興味を示したが、最終的に、社長の希望に最も合致する条件を提示した商社が最終的な買い手候補となった。 その後、事務的な手続きを積み上げつつ、交渉はスムーズに進み、弊社が相談を受けてから約半年で、譲渡が成立した。 M&A後、売り手社長は、まずは、業務の引き継ぎに注力し、その後のセカンドライフについては、今後ゆっくり考えるとのことである。 【卸売業・商社の最新M&A動向】 国内の卸売市場は、人口減少による国内市場の縮小、顧客である小売業界の再編による価格競争力の増大、インターネットによる中抜きの進展等により中長期的には縮小傾向となると考えられています。 このような厳しい環境を打開するべく、規模拡大、有力商材の獲得、川上・川下への進出等のために、M&Aを積極的に活用する卸売業・商社が増えてきています。また、卸売業・商社の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。 インテグループは卸売業・商社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:卸売業・商社業のM&A・売却・事業譲渡 参考:医療機器卸・商社のM&A・売却・事業譲渡 |