創業社長亡き後奥様が経営していた製造業(売上:約2億円)を、技術力を高く評価した異業種の製造業へ売却。
売り手企業
事業内容 | 機械器具の製造・販売 |
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売上 | 約2億円 |
売却理由 | 後継者不在 / 先行き不安・業績不振 |
買い手企業
事業内容 | プラスチック部品の製造・販売 |
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売上 | 約50億円 |
買収目的 | 新規事業の獲得 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売却対象企業は、大手複合機メーカーの工場ライン用の治工具を製造・販売するメーカーで、創業社長が数年前にお亡くなりになり、その後奥様が経営を引き継いでいた。 しかし、奥様もご高齢になり後継者もおらず、リーマンショック以降売上も下がっていたことから、第三者への譲渡を希望し、同社の顧問会計士より弊社に依頼があった。 買い手は主に中国でプラスチック部品を製造する会社で、製造業の会社の買収を希望していたが、売り手企業と顧客が重なり、また売り手企業の技術力を高く評価した結果、買収を強く希望した。 売り手は無借金で自己資本比率は極めて高かったが、直近の収益性はあまり良くなかった。当初、売り手と買い手と間で希望条件に開きがあったが、2ヶ月程度の交渉により、最終的には双方納得する形でM&Aが成立した。 |