事業の選択と集中のため、ASP事業(売上:約1億円)を、インターネット関連企業に事業譲渡
売り手企業
事業内容 | ソフトウェア開発 |
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売上 | 約1億円 |
売却理由 | ノンコア事業・子会社の売却 / 創業者利益の獲得 |
買い手企業
事業内容 | ネット系IT企業 |
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売上 | 数十億円 |
買収目的 | 商品・サービスの拡充 |
スキーム | 事業譲渡 |
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概要 | 売り手はある業界向けに特化した管理ソフトを開発・販売していたが、事業の選択と集中のため、一部のASP事業を売却し、譲渡対価を基幹事業の開発費用に充てたいとのことで、事業譲渡の相談があった。 買い手はインターネット関連サービスを提供しており、業績好調により、シナジーがある周辺事業の買収を希望していた。 本件は特定の業界において、クロスセリングによるシナジーが出るとの判断になり、将来の事業譲渡を前提にして、買い手が当該事業を運営受託することとなった。そして数ヵ月間の運営受託の後に、事業譲渡が実行された。 【IT企業の最新M&A動向】 IT企業の経営者の高齢化が進む一方で、価値観の多様化に伴い親族内承継が減少傾向にあり、その結果、後継者問題を抱えるIT企業が増えてきています。 このような状況の中で、IT企業を他社に売却することを決断するオーナー経営者様が増えてきています。また、若手の経営者の中でも、自ら創業した会社を更に成長させるために、より大きな会社の傘下に入る決断をする経営者様も少なくありません。 一方、大手・中堅のIT企業においては、買収により技術や優秀なエンジニアを確保しようとする動きが活発化しており、IT企業に対する買収ニーズは非常に強い状況が続いています。 インテグループでは、IT企業のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営様は是非ご相談ください。 参考:IT企業のM&A・売却・譲渡 |