アパレルメーカーが、選択と集中により非中核のブランド事業(売上:約40億円)を、新ブランドの獲得を狙う同業に売却。
売り手企業
事業内容 | アパレルメーカー |
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売上 | 約40億円 |
売却理由 | ノンコア事業・子会社の売却 |
買い手企業
事業内容 | アパレルメーカー |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 商品・サービスの拡充 |
スキーム | 事業譲渡 |
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概要 | 売り手企業であるアパレルメーカーは、保有している複数のブランドのうち、あるブランド事業の売上低迷に悩んでいた。 様々な改善案を検討したが、自社のリソースだけでは、売上を飛躍的に伸ばすことは困難と判断し、このブランドを他社に売却することを決断した。 買い手企業であるアパレルメーカーは、多数のブランドを保有し、マーケティング力・販売力に定評のある企業で、他社からブランドを買収し、自社で育成・強化することを経営戦略の一つとしていた。 同社は、売却対象のブランドのターゲット層が、自社の主要ターゲット層と重複せず、補完関係にあると判断し、買収を決定した。 売り手企業は、M&Aにより得た資金を、他の自社ブランドのマーケティングに回すことにより、経営の選択と集中が実現でき、買い手企業は、ブランドを一から立ち上げる時間を節約することができた。 【アパレルメーカー・アパレル会社の最新M&A動向】 国内市場の縮小と競争激化を受けて、大手アパレルメーカーはアジアを中心とした海外展開を加速しており、海外ブランドやアパレルメーカーのM&Aが活発化すると予想されています。 また、オーナー系の中堅アパレルメーカーには、経営者が引退の時期を迎えている会社も多く、事業承継関連のM&Aが増えています。 インテグループではアパレル会社のM&Aに豊富な実績がありますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:アパレルメーカーのM&A・売却・事業譲渡 |