業態転換で事業の発展をはかるため、冠婚葬祭互助会（売上：1億円以下）を葬儀会社へ譲渡
売り手企業
| 事業内容 | 冠婚葬祭互助会 |
|---|---|
| 売上 | 1億円以下 |
| 売却理由 | 会社の成長・発展 |
買い手企業
| 事業内容 | 葬儀会社 |
|---|---|
| 売上 | 約7億円 |
| 買収目的 | 規模の拡大 |
| スキーム | 株式譲渡 |
|---|---|
| 概要 | 対象会社は、婚礼事業会社を母体とする冠婚葬祭互助会。 互助会加入者の高齢化に伴い、葬儀事業会社を母体とした互助会へと転換を図る必要性を感じていたことから、葬儀会社への譲渡を検討していた。 互助会加入者への役務提供の責任を果たすためには、同地域で葬儀業を営む会社を譲渡先とする必要があったため、必然的に譲渡の候補先は限定されていた。 買い手企業像に一致する葬儀会社に打診を行ったところ、顧客規模を拡大したい買い手企業のニーズに合致し、スムーズに交渉が進み、初回相談から約7ヶ月で成約となった。 【葬儀業界の最新M&A動向】 葬儀・葬祭業界は、関連サービスも含めると1兆5,000億円を超える巨大産業で、高齢化の進展を背景に、葬儀件数は増加傾向にあり、国内でも数少ない成長分野です。一方、インターネット等による葬儀料金の比較サービスの普及、簡素な葬祭を好む消費者ニーズの変化、新規参入を中心とした格安葬儀サービスの増加等により、平均単価は下落傾向にあり、市場規模自体は横ばいとなっています。 また、市場の大きさから新規参入が活発で競争が激化しており、経営難に陥った互助会が大手・中堅の葬儀会社に吸収されるなど、業界再編が加速しています。 さらに、葬儀会社の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加しています。 インテグループでは、葬儀業界のM&Aに多くの実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。  参考：葬儀会社のM&A・売却・事業譲渡 |
