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後継者不在・会社の成長・発展を考えて、調剤薬局(売上:約2.5億円)を資本力のある同業大手企業に譲渡

売り手企業

事業内容 調剤薬局1店舗の運営
売上 約2.5億円
売却理由 後継者不在、会社の成長・発展

買い手企業

事業内容 調剤薬局の運営
売上 数千億円
買収目的 規模メリットの追求
スキーム 100%株式譲渡
概要 対象会社は、調剤薬局を1店舗運営する会社。社長は50代前半の経営者であったが、将来の後継者が不在であった。
門前クリニックの成長により、処方箋枚数が倍増しているものの薬剤師の確保ができず、社長が休みなく働いていた。また、社長は、コロナウィルスの感染拡大により調剤薬局業界への先行き不安もあり譲渡を決意した。

大手調剤薬局をメインに打診をしていったところ、対象会社の門前クリニックが心療内科であり、技術料が比較的多く取れていたこと、及び地域支援体制加算・後発品等の加算状況も良好であったことから、譲受をしたいという意向が殺到した。

複数社と面談後、対象会社の決算が1カ月後に迫っていたため、スピード感があり対象会社へ最も高い評価をした企業(同業大手企業)と株式譲渡契約書を締結するに至った。
株式譲渡後、社長は代表取締役を辞任し、管理薬剤師として引き続き勤務している。

 

【調剤薬局のM&Aの最新動向】
社会保障費の負担が社会問題となる中、調剤報酬は引き下げられる方向にあり、中小規模の調剤薬局を取り巻く環境は厳しさを増しています。調剤薬局の買い手企業についても、案件の選別が厳しくなり、提示される買収金額も低下傾向にあるなど、従来圧倒的な売り手市場だった調剤薬局のM&Aマーケットにも変調の兆しが出始めています。
調剤薬局については、いずれ売却するのであれば、できるだけ早く決断した方がより有利な条件で売却できるのが現状です。
調剤薬局の売却をご検討の経営者様は、お早めに弊社までご相談ください。

調剤薬局M&A専門サイト

参考:調剤薬局のM&A・売却・事業譲渡