会社の成長のため、介護関連サービスの会社(売上:10億円弱)をシナジーを見込む大手へ譲渡
売り手企業
事業内容 | 老人ホームの入居相談事業 |
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売上 | 10億円弱 |
売却理由 | 会社のさらなる発展のため |
買い手企業
事業内容 | 医療コンサルティング、老人ホーム運営 |
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売上 | 約200億円 |
買収目的 | 事業領域の拡大のため |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 対象会社は、介護施設に入居希望者を紹介するサービスを提供する企業。紹介先は大手の介護施設運営会社から地場の事業者まで幅広く、首都圏ではかなりの知名度があった。 会社の業績も順調ではあったが、従業員にとっても資本力のある会社の下で大きな成長を目指せる方が良いと売主は考えたため、弊社に譲渡の相談があった。 医療・介護、その他周辺事業を行う候補先へ打診したところ、多くの企業が買収を希望した。甲乙つけがたい条件提示があった中で、最も対象会社を評価し、最もシナジーが見込める会社と基本合意契約を締結し、独占交渉を行った。 デューディリジェンスの最中に、新型コロナウイルス感染拡大に関わる緊急事態宣言が発令され、事業への影響も心配されたが、若干スケジュールが先延ばしになったものの打診開始から約半年での成約となった。 買手企業は業界にも明るく、シナジーも見込めるため、さっそく成長のための投資を準備している。 |