健康不安のため、タクシー会社(年商約6億円)を業界大手企業に譲渡。
売り手企業
事業内容 | タクシー |
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売上 | 年商約6億円 |
売却理由 | 健康不安 |
買い手企業
事業内容 | タクシー |
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売上 | 非公表 |
買収目的 | 規模のメリットの追及 |
スキーム | 事業譲渡 |
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概要 | 対象会社は東京23区内で、タクシー事業を展開する企業。経営者は先代から会社を譲り受けたものの、健康面に不安を抱えており、譲り先を検討していた。 一方、買主は、タクシー業界における大手企業。 タクシー業界においては、規制のため自社の車両台数を自社の都合で増やすことができない状況にあったが、株式やタクシーの営業権を譲り受けることで実質的に自社の車両台数を増やすことができた。 自らを運営し続けることが難しい売主と事業を拡大したい買主の両社の利害が一致し、今回の譲渡が成立した。 【タクシー会社のM&Aの動向】 現状の規制下においては増車が困難であるため、大手タクシー会社は買収による車数拡大に積極的です。特に、首都圏のタクシー会社についてニーズが強く、23区内のタクシー1台当たり600万円前後、横浜エリアで1台当たり400万円前後と高額で取引される事例もあります。また、首都圏に限らず一都三県や地方の中核都市における買収ニーズも強い状況が続いています。 一方で、今後のライドシェア・自動運転技術の進歩・関連法制の改正・景気変動により買収ニーズや売買相場が崩れるリスクもあり、タクシー会社については今がベストの売り時であるとも言われいます。 インテグループでは、タクシー会社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、タクシー会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考: タクシー会社のM&A・売却・譲渡のヒント タクシー業界のM&Aについて |