健康不安のため、玩具の卸売会社(売上:約10億円)を投資会社に譲渡
売り手企業
事業内容 | 玩具の卸売会社 |
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売上 | 約10億円 |
売却理由 | 健康上の理由 |
買い手企業
事業内容 | 投資事業 |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 様々な卸売事業を展開するため |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 対象会社は、玩具の卸売りが中心の企業で、安定した卸売り事業に加え、高い利益率を誇る製造事業を展開していた。安定した卸売り事業で一定の収益を確保し、自社で企画まで手掛けるヒット商品が出ると爆発的に売上、利益が向上する会社。 元々、売主に初めて会ったのは、3年半前。いつかの売却を視野に入れながらも対象会社の大ヒット商品のブームが終わりを迎えつつあった時期であった。すぐに売却活動に入ったわけではない。ヒット商品以外の安定した卸売り事業の割合を少しずつ拡大させ、自社企画商品を生み出しながら業績を向上させていって準備をした。 実際に売却活動を始めたのは9か月前。安定した玩具の卸売り事業はあるものの、対象会社は従業員数が少なく、自社企画商品のノウハウも社長に依存しがちであるとの評価を受けがちであった。 最終的な譲受企業は、卸売事業にノウハウを持つ投資会社。 役員は派遣するものの、創業社長の意欲もあり、健康面に問題がない限り、創業社長はそのまま社長を続投することになった。 【卸売業・商社の最新M&A動向】 国内の卸売市場は、人口減少による国内市場の縮小、顧客である小売業界の再編による価格競争力の増大、インターネットによる中抜きの進展等により中長期的には縮小傾向となると考えられています。 このような厳しい環境を打開するべく、規模拡大、有力商材の獲得、川上・川下への進出等のために、M&Aを積極的に活用する卸売業・商社が増えてきています。また、卸売業・商社の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。 インテグループは卸売業・商社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:卸売業・商社業のM&A・売却・事業譲渡 |