後継者がいないため、化粧品輸入卸の会社(売上:約10億円)を投資会社に売却
売り手企業
事業内容 | 化粧品の輸入販売及び自社ブランド化粧品の製造販売 |
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売上 | 約10億円 |
売却理由 | 後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | 投資事業 |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 美容・健康に関する事業を展開するため |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売り手企業は、海外から複数の優れた化粧品ブランドを輸入販売し、また自社ブランドの化粧品も製造販売している企業。 経営陣の年齢が高くなってきたが、親族に後継者が不在。そこで、事業の存続・発展のため、また創業者利益を得るため、会社の売却を決断した。 美容領域に興味を持っている企業を中心に打診し、複数の会社が買収を希望した。その中でも、売主の売却条件を満たした投資会社に、売り手の株主は売却することを決断した。 この投資会社は、将来のエグジットは想定しておらず、美容・健康分野で投資を続け、さらに業容拡大していく方針とのこと。 旧経営陣は高齢のため役員を退任し、内部昇格の人材及び買収側の経営陣で会社を経営していくことになるが、旧経営陣も引き続き顧問としてアドバイスをしていくことになった。 【卸売業・商社の最新M&A動向】 国内の卸売市場は、人口減少による国内市場の縮小、顧客である小売業界の再編による価格競争力の増大、インターネットによる中抜きの進展等により中長期的には縮小傾向となると考えられています。 このような厳しい環境を打開するべく、規模拡大、有力商材の獲得、川上・川下への進出等のために、M&Aを積極的に活用する卸売業・商社が増えてきています。また、卸売業・商社の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。 インテグループは卸売業・商社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:卸売業・商社業のM&A・売却・事業譲渡 |