自身の健康問題からマンション管理会社(売上:約1億円)を同業他社の買収で規模拡大を図る同業大手に売却。
売り手企業
事業内容 | マンション管理業 |
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売上 | 約1億円 |
売却理由 | 創業社長の健康問題及び後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | マンション管理業 |
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売上 | 非公開 |
買収目的 | 同業他社の買収による規模の拡大 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売り手企業はマンション管理業者として長年の実績があり、きめ細やかなサービスとコンプライアンスを遵守した管理体制により顧客からの評判も高く、毎期安定した業績を維持してきた。そのような状況において、創業者である同社の社長が体調を崩し、また、社内に後継者がいなかったことから、従業員の雇用と顧客へのサービス提供の安定性を考慮し、同社を売却することを決断した。 買い手企業は、以前より多くのマンション管理会社を買収した実績のある同業大手であり、売り手企業の展開地域や管理物件の質等と自社のエリア・管理物件との親和性が高いと判断し、打診当初より強い興味を示していた。 本件は、最終的に7社が条件提示をするという大変な人気案件となったが、売り手企業の社長が譲り渡し先としてトップ面談時の第一印象が一番良かった当該買い手企業を選択し、両者相思相愛の中でスムーズに株式譲渡が成立した。 【マンション管理会社の最新M&A動向】 マンション管理業界では人手不足が深刻化しており、多くの中小管理会社が管理人の人手不足と労務コストの上昇に直面しています。 また、中小零細の管理会社数が多く過当競争が続いており、委託料は低下傾向にあります。 さらに、従業員の教育体制や24時間サポートへの対応等、サービス品質への要求水準が高くなってきています。 一方、大手マンション管理会社はM&Aによるシェア拡大を積極化しており、寡占化が進展しています。 このような環境下において、会社売却を検討するオーナー経営者様が増えてきています。マンション管理会社のM&Aマーケットの現況としては、大手管理会社の買収ニーズが非常に強いこと、及び現在の景気・不動産市況が好調であることを反映して、良い買収条件が出ることが多くなっています。 インテグループでは、マンション管理会社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、管理会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:マンション管理会社のM&A・売却・事業譲渡 |