コロナ禍からの復活を目指す老舗製麺会社(売上:約2.5億円)が成長のきっかけを求め、飲食や食品加工の買収実績豊富な企業グループに譲渡
売り手企業
事業内容 | 製麺 |
---|---|
売上 | 約2.5億円 |
売却理由 | 後継者不在及び会社の成長・発展 |
買い手企業
事業内容 | 食品関連コンサルティング |
---|---|
売上 | 非公表 |
買収目的 | 川下への垂直統合 |
スキーム | 株式譲渡 |
---|---|
概要 | 対象会社は製麺会社で、スーパーで販売されるラーメン(生めん)や焼きそば、学校給食向けの蒸し麺、飲食店(主にラーメン店)向けのオーダーメイド麺の製造を手掛けていた。 同時に譲渡した兄弟会社は創業から100年以上の老舗製麺会社。元々は内部留保も多い、地域では知名度ある企業だったが、コロナ禍で業績が悪化したこともあり、売り手は株式譲渡を決断した。買い手となったのは、多くの飲食店や食品加工会社の買収実績を誇る関東の企業グループ。 グループ企業の飲食店を中心に食材の調達コストの低減や、新商品として対象会社の商品の販売を行うなど、事業領域を拡大するために、譲受を決断した。デューデリジェンスや契約調整もスムーズに進み、打診開始から約3カ月でM&Aが成立した。 【製麺会社のM&A動向】 参考:製麺会社のM&A・売却・事業譲渡 |