近畿地方にて豊富な実績を誇る法面工事会社（売上：約10億円）を投資ファンドに譲渡
売り手企業
| 事業内容 | 建設業（法面工事） |
|---|---|
| 売上 | 約10億円 |
| 売却理由 | 事業の安定成長のため |
買い手企業
| 事業内容 | 投資ファンド |
|---|---|
| 売上 | 非公表 |
| 買収目的 | 純投資 |
| スキーム | 会社分割＋株式譲渡 |
|---|---|
| 概要 | 対象会社は、近畿地方で豊富な実績を誇る法面工事会社。 地元において圧倒的な実績・評判を誇り、新技術を積極的に取り入れて成長を続けていた。 後継者が社内にいることから当初はM&Aを検討していなかったが、今後の飛躍的成長や、技術の活用、従業員の更なる充実感のためM&Aの検討を開始。 幅広く打診を行ったところ、地域での圧倒的な実績や、高い施工能力が高く評価され、複数の会社が買収を希望した。 甲乙つけがたい条件提示があった中で、最終的な買い手となったのは、同業他社の買収実績があるPEファンド。 当該同業他社との兄弟会社として更なる発展を目指すビジョンに共感したことから選定に至った。 デューデリジェンスにタイムリーに対応し、買い手から最初に提示された条件・スケジュール通りに成約した。 【土木工事会社・土木業の最新M&A動向】 土木工事業界では、技術者の高齢化と若者の業界離れにより慢性的な労働力不足に直面しており、中小規模の土木工事会社において人手不足が深刻化しています。 この結果、退職する専任技術者や管理責任者の後任を手当てできないことから建設業の許可要件を満たせなくなり、廃業を余儀なくされる会社も出始めています。 このような環境において、資格・技術・経験を有する人材を確保するために規模拡大が必須となってきており、人材確保・規模拡大を目的としたM&Aが活発化しています。また、土木工事は営業所の所在する都道府県ごとに許可が必要となるため、営業エリアを拡大するためのM&Aも少なくありません。さらに、土木工事会社・土木業の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。 インテグループは土木工事会社のM&Aに実績がありますので、会社の売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考：土木工事会社・土木業のM&A・売却・事業譲渡  |
