後継者問題の解決及び従業員の雇用安定化のため、自動車整備会社(売上:約1億円)を近接業種の大手グループへ譲渡
売り手企業
事業内容 | 自動車一般整備業 |
---|---|
売上 | 約1億円 |
売却理由 | 後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | 自動車ディーラー業 |
---|---|
売上 | 約2,000億円 |
買収目的 | 規模・エリアの拡大 |
スキーム | 株式譲渡 |
---|---|
概要 | 対象会社は奈良県内で指定工場として自動車車検・整備を行う企業。 売主は後継者問題の解決及び従業員の雇用安定化のため、会社の譲渡を検討するに至った。 買主は自動車ディーラーを主業とする大手グループであり、グループ内に奈良県内の自動車ディーラーも抱えていた。 より強固な財務基盤での成長・雇用安定化を望む売主と、近隣で車検整備が可能な指定工場を望む買主の希望が合致し、成約に至った。 【自動車整備工場の最新M&A動向】 自動車整備業界は国内のモータリゼーションの発展とともにその規模を拡大させてきた業界であり、近年は5.5兆円程度の市場規模で、毎年ほぼ横ばいで推移している安定産業です。しかし、今後の市場は日本国内における人口減少・少子化、自動車の高性能化による保有期間の長期化により、整備需要そのものが減少していくものと考えられます。 加えて、その減少するパイの中で、大手資本の自動車ディーラーやガソリンスタンド等の自動車整備事業者との顧客争奪は益々激化していくことが予想され、並行して整備士人材の確保や新技術対応スキルへの対処等、様々な対応も求められています。 そのような厳しい環境下において、自社の存続や更なる成長のため、大手の自動車関連グループや運送会社、自動車ディーラー、中古車販売店等と資本提携を行う経営者様が増加しています。 インテグループは自動車整備工場のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社の売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考:自動車整備工場のM&A・売却・事業譲渡 |