介護業界の先行不安と後継者不在のため、介護付き有料老人ホーム2拠点(売上:約3.5億円)を規模の拡大を目指す同業の企業へ譲渡
売り手企業
事業内容 | 介護 |
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売上 | 約3.5億円 |
売却理由 | 先行き不安、後継者不在 |
買い手企業
事業内容 | 介護 |
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売上 | 非公表 |
買収目的 | 規模の拡大 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 対象会社は、介護保険創設初期から20年以上にわたり三重を拠点に介護事業を行う企業。 オーナーは介護業界の先行き不安と後継者問題から、会社の譲渡について情報収集を始めているところであった。 買い手候補企業に打診をしてみると複数の会社が買収を希望した。 候補企業との面談を実施した後、最終的に買い手となった企業は、全国展開をしている介護事業者。 当該買い手は、規模の拡大のためハイペースで買収を行ってきており、内部体制を整えるため一旦M&Aを休止する直前であったが、対象会社・施設は買い手のオーナーの出身地にあったことから、当該買い手は強く買収を希望した。 最終的には売主の意向に沿った形でM&Aが成立した。 【施設介護(老人ホーム・グループホーム・サ高住)のM&A最新動向】 施設介護会社の経営者の高齢化が進む一方で、価値観の多様化に伴い親族内承継が減少傾向にあり、その結果、後継者問題を抱える会社が増えてきています。また、介護業界は慢性的な人材不足の状況にあり、介護人材の確保に悩む経営者様も少なくありません。 このような状況の中で、会社を他社に売却することを決断するオーナー経営者様が増えてきています。一方、大手・中堅の介護会社においては、買収により規模・エリア・サービスを拡大しようとする動きが活発化しており、施設介護会社に対する買収ニーズは非常に強い状況が続いています。 インテグループでは、施設介護(老人ホーム・グループホーム・サ高住)のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営様は是非ご相談ください。 参考:施設介護(老人ホーム・グループホーム・サ高住)のM&A・売却・事業譲渡 |