本業に集中するため、管理が難しい遠隔地の製造業(売上:1億円未満)を同地域の同業に譲渡
売り手企業
事業内容 | 電子機器組立、プリント基板実装 |
---|---|
売上 | 約1億円 |
売却理由 | 事業の選択と集中 |
買い手企業
事業内容 | 電子部品製造 |
---|---|
売上 | 非公表 |
買収目的 | 規模の拡大 |
スキーム | 株式譲渡 |
---|---|
概要 | 対象会社は関西地方で電子機器や機械の組立、プリント基板の実装を主業としている企業。 元々、売主がシナジーを期待し前オーナーより株式を譲り受け子会社化していた。 しかしながら、コロナ禍の影響で売上が減少し、また親会社の所在地から離れていて管理負担が大きかったため、事業の選択と集中のため買い手企業を探索することになった。 買い手企業は、対象会社と同地域で電子部品の製造を長きに渡り行ってきた企業であり、近年買収を積極的に検討しており、本件買収を希望した。 特段の論点はなく、同地域、同業ということもあり、事業理解も深いことから円滑に交渉が進み、売り手から相談をいただいてから約3ヵ月でスムーズにM&Aが成立した。 買い手は、対象会社とのシナジーを発揮し、電子部品事業の更なる拡大を目指している。 |