事業の存続・発展を目指し、金属製品、樹脂加工品の卸売企業（売上：約5億円）を、規模のメリットを求める工業製品等の卸売企業へ譲渡
売り手企業
| 事業内容 | 金属製品、樹脂加工品の卸 |
|---|---|
| 売上 | 約5億円 |
| 売却理由 | 事業の存続と更なる発展 |
買い手企業
| 事業内容 | 工業製品、食品の卸 |
|---|---|
| 売上 | 約60億円 |
| 買収目的 | 規模のメリットの追求 |
| スキーム | 株式譲渡 |
|---|---|
| 概要 | 対象会社は金属製品、樹脂加工品の卸売業を営む老舗企業。 新型コロナウィルス感染拡大の影響や利益率の高い取引の減少を受け、業績が落ちている中で、弊社に問い合わせがあり、解決策を模索することとなった。 面談の中で、売主は自社の取引先や仕入れ先を共有することでスケールメリットが期待できる同業への譲渡を検討することとなった。 最終的な買い手企業は、直近でも同業を譲り受けている工業製品・食品卸の企業。買い手企業は仕入先、販売先の拡大を希望しており、双方の意向が合致した。 デューデリジェンスを経て細かい条件調整はあったものの、基本合意から約2ヵ月でM&Aが成立した。 【卸売業・商社の最新M&A動向】 国内の卸売市場は、人口減少による国内市場の縮小、顧客である小売業界の再編による価格競争力の増大、インターネットによる中抜きの進展等により中長期的には縮小傾向となると考えられています。 このような厳しい環境を打開するべく、規模拡大、有力商材の獲得、川上・川下への進出等のために、M&Aを積極的に活用する卸売業・商社が増えてきています。また、卸売業・商社の経営者の多くが引退の年齢を迎えており、後継者問題・事業承継問題を解決するためのM&Aも増加傾向にあります。 インテグループは卸売業・商社のM&Aに豊富な実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営者様は是非ご相談ください。 参考：卸売業・商社業のM&A・売却・事業譲渡  |
