東京都、総額65億円の事業承継支援ファンド設立
2018.12.26
東京都は中小企業を対象とした総額65億円の「事業承継支援ファンド」を設立したと発表した。東京都では、中小企業の事業承継の促進に向けた様々な施策を展開しており、新たに、成長可能性を有する中小企業の事業承継を円滑に進めるとともに、事業承継を契機とした次なるステージへの成長を促進することを目的としている。
「事業承継支援ファンド」は、今回新設する「TOKYO・リレーションシップ1号投資事業有限責任組合」と、日本プライベートエクイティ株式会社が運営中の「JPE・プライベートエクイティ5号投資事業有限責任組合」の総称であり、両組合が連携し、共同投資を行い、都は「TOKYO1号ファンド」に25億円を出資をする。
「事業承継支援ファンド」は比較的規模の小さい中小企業を主な投資対象とし、投資先の企業文化を尊重するとともに、企業の自主性を重視するハンズオン支援を特徴としている。