鴻池運輸が日鉄住金リサイクルの株式を取得

2015.11.25

鴻池運輸は、日鉄住金リサイクルの株式を取得する決議をしたことを発表した。
日鉄住金リサイクルは、新日鐵住金の100%子会社で、自動車破砕残さ等の産業廃棄物や一般廃棄物のリサイクルを行う企業。
日鉄住金リサイクルの施設では、以下のリサイクルを行っている。混合廃棄物を破砕し、磁選機を通じて、ガス化溶融炉へ投入。溶融処理物は、水冷・水砕後、メタルとスラグ（路盤材等で利用）に選別される。ガス化溶融炉からの飛灰に関しては、別施設において、製鉄・非鉄原料として利用される。
鴻池運輸は、今回の買収を通じて、両社のリサイクル事業を融合させることを目指す。
日鉄住金リサイクルの平成27年1月期の売上は、約1,877百万円、営業利益は29百万円、純資産は489百万円。今回の取得価額は、アドバイザリー費用を含め399百万円。