業務提携近況
税理士・会計士事務所との業務提携を開始して1ヶ月強、引き合い先は30件を超え、業務提携契約を締結して頂いた事務所も20件弱となった。当初は、月10件ぐらいのペースを想定していたため、計画以上のスピードで提携が進んでいることになる。
これは、弊社の提案する提携内容が提携先事務所様にとって非常にメリットのあるものとなっていること、及び、中小企業のM&Aに対応する必要性を多くの会計士事務所様が認識し始めていること、が主な要因だと思われる。
少子高齢化の影響を受け、事業承継絡みのM&Aは増加を続けている。
この状況を反映して、最近では、M&Aコンサルティングをサービスラインの一つにしている会計事務所も多い。
確かに、M&A関連の税務サービス・株価評価・デューディリジェンス等は、勉強熱心な税理士・会計士の先生方ならば、十分に対応可能だ。
一方で、弊社の主要業務である売り手と買い手のマッチングは、税務業務の副業という位置づけでは適切に対応できないと思われる。
マッチングの背後には、業界分析・買い手とのネットワーキング・要望把握等の作業があり、これが相当時間を要するからだ。
弊社と提携して頂くことで、提携先事務所様は、弊社のノウハウ・ネットワークを活用したM&A専門会社レベルのM&Aサービスを提供でき、また、貢献度に応じてM&Aサービスの対価を受け取ることができる。
弊社の提携内容は、各事務所様にとって、メリットの高いものだと自負している。
より多くの会計・税務事務所と提携頂けるよう、提携内容を改善していくとともに、弊社のブランド力を高めていくよう、今後とも努力していきたい。
籠谷
02/Sep.2007 [Sun] 14:23
自己研鑽
弊社では、全国の会計事務所・税理士事務所様との業務提携を進めている。
当初は、新しいことへの抵抗感が少ない若い先生方しか、提携に興味を示して頂けないのではないかと考えていた。
しかし、この想定は大きな誤りだった。
結果として、かなりご高齢の先生からも、M&Aの勉強がしたいと、提携にご応募を頂いている。
先生方の勉強・知識吸収に対する意欲に、ただただ頭が下がるばかりだ。
M&Aは、会計・税務・法務が入り組む複雑なプロセスである。
これらの知識を常に最新のものにアップデートしていくことは、決して楽な作業ではない。
また、各業界の動向やM&Aマーケットの趨勢にも常にアンテナを張っておかなければならない。
日々の忙しさに追われると、情報の収集や知識の吸収を怠ってしまいがちになる。
年齢を経てもなお衰えぬ先生方の向上心を目の当たりにするにつけ、襟を正さなければと自分に言い聞かせる。
籠谷
28/Jul.2007 [Sat] 14:11