M&Aセミナー開催
弊社では、会社売却を検討中のオーナー社長様や、将来的な売却に向けて情報を収集中のオーナー社長様向けに、個別相談セミナーを随時開催しています。
M&Aセミナーの概要
日時:ご希望により調整
場所:弊社会議室
形式:個別面談方式
料金:無料
時間:30分~45程度
内容:業界別のM&A動向、会社売却の手順、会社売却のメリット、M&A成功のポイント、売却にかかる費用とは、Q&A
その他:セミナー当日に、直近決算書等をお持ち頂ければ、その場で、売却可能性の判定や、売却可能価額の概算見積もりが可能です。
他のM&Aセミナーとの違い
①同業他社と顔を合わせる心配無用。
②セミナー講師への質問が随時可能。
③社長様が知りたいこと、知識レベルに合わせて、セミナー内容をカスタマイズ。
④売却可能性や売却見込額の査定が、その場で実施可能。
M&Aセミナーへの申し込み
08/Feb.2017 [Wed] 12:03
各関係者に感謝(MBO案件の成約)
先週、交渉期間9ヶ月間に及んだ案件がようやくクロージング(譲渡が実行され資金決済されること)に至った。(さらにさかのぼると、元々は4年前に対象会社のオーナーと知り合ったところから始まるが。)
最終的には、投資ファンドがSPC(特定目的会社)を設立し、そこにファンド、現社長らが出資し、金融機関からローンをつけて株式を買い取るMBO(経営陣による買収)且つLBO(借入を活用した買収)の形態となった。
弊社では中堅中小企業のM&A支援が多く、通常は1億円~数十億円くらいの譲渡価格の案件が多い。
今回の案件は数百億円規模となったため、弊社では過去最大の案件ということになる。
当初想定より時間はかかったものの、今回最終的にクロージングに至った要因は以下にあると考えられる。
・対象会社の業績(利益率、成長性、無借金)が極めて優良だったこと。
・オーナーの決断力。
・現社長の理解、出資。
・対象会社の実務担当者の能力(迅速な資料の対応)
・同時並行での複数社との交渉。
・投資ファンドの買収意欲の強さ、紳士的な対応。
・金融機関の積極的融資の姿勢(アベノミクスの効果?)
・弁護士(各関係先で総勢15名程度)の休日深夜を問わない対応。
etc.
このうち、一つでも欠けていれば話はまとまらなかったかもしれない。
そういう意味では、本件に関わった各関係者には本当に感謝の言葉しかない。
藤井一郎
10/Jun.2014 [Tue] 17:11
中小企業M&Aの実態に関する本を出しました
本日(6月21日)、『トップM&Aアドバイザーが初めて明かす 中小企業M&A 34の真実』(東洋経済新報社)が出ました。
中小企業のM&Aの売り手、買い手、仲介者の本音や業界の“不都合な真実”まで、かなり踏み込んで書いたつもりです。
これまでのM&A本のような教科書的な内容では、中小企業M&Aの実態がなかなか見えてこない部分がありましたが、本書では本当に読者が知りたいと思われることを書きました。
本書では、例えば、以下のような疑問にお答えしています。
・大企業のM&Aと中小企業のM&Aでは何が根本的に違うのか?
・M&Aの成功率は低いのか?
・M&Aで人気のある業種、人気のない業種はあるのか?
・オーナー社長はどういう理由で会社を売却しているのか?
・会社を売却するベストタイミングはいつか?
・売却しやすい会社とはどういう会社か?
・M&Aで従業員の雇用は守られるのか?
・買い手の買収理由や買収戦略には、どのようなものがあるか?
・シナジーとは何か? どのようなシナジーがあるか?
・売り手および買い手のM&A成功のポイントやおかしやすいミスとは?
・仲介会社とアドバイザリー会社の違いとは?
・仲介会社は何を基準で選ぶべきか?
より詳しい内容紹介はアマゾンをご参照ください。
M&Aに少しでもご興味のある方に読んで頂ければ幸いです。
藤井一郎
21/Jun.2013 [Fri] 13:52
謹賀新年
明けましておめでとうございます。
昨年は大震災の影響で国内のM&Aは一時的に停滞しましたが、昨年11月に国内M&Aの件数は前年同月比を上回り、市場は回復基調にあると言えます。(円高を背景にした日本企業による海外企業の買収は引き続き活況。)
また今年からいわゆる団塊の世代(1947年~1949年生れ)が65歳になり引退を考える年齢ですので、これから数年は後継者不在によるM&Aがピークに達すると思われます。
さらに近年、特にサービス業において、事業の立ち上げは好きだが、ビジネスモデルが確立した会社を回して行くのは好きではない等の理由で、一旦会社・事業を売却してそれで得た資金で別のことをしたいという30代~50代の経営者が増えて来ており、近年そのようなご相談を数多く頂いております。
弊社としましては、上記のような顧客からのニーズに一つずつ対応させて頂くことにより、日本経済の活性化に微力ながら貢献して行きたいと考えています。また人材の充実もはかっていきたいと思います。
本年も何卒宜しくお願い致します。
藤井一郎
04/Jan.2012 [Wed] 21:34
年末
今月は会社として5件成約しました。これは月間の成約数としては弊社での新記録になります。
交渉は正月休み入ってしまうと間延びしてしまい、その間に当事者のどちらかの意欲が低下してしまうことがあるので、それを避けるために、年内に話を纏めてしまおうという機運が働いたということもあったと思います。
あとはやはり問い合わせ等で弊社に情報が集まって来ており、効率的にM&Aの相手方を探せるようになってきたというところが大きいと思います。
今年は大震災で一時期国内のM&Aは停滞しましたが、そのまま市場がシュリンクすることなく、既に完全に市場は回復したと言えると思います。
来年は更に、お客様のお役に立ち、微力ながら日本企業の活性化に貢献し、会社としても飛躍したいと思います。
藤井一郎
26/Dec.2011 [Mon] 21:32