家族の健康問題のため、倉庫会社(売上:約1億円)を、規模のメリットの獲得を狙う運送・倉庫会社に売却。
売り手企業
事業内容 | 倉庫会社 |
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売上 | 約1億円 |
売却理由 | 創業者利益の獲得 |
買い手企業
事業内容 | 運送・倉庫会社 |
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売上 | 非公表 |
買収目的 | 規模のメリットの追求 |
スキーム | 株式譲渡 |
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概要 | 売却対象会社である倉庫会社は、顧客在庫の保管・管理業務の受託をメイン事業とし、大手企業を顧客に抱える優良企業だった。 業績は堅調に推移していたが、同社のオーナー社長は、家族の健康問題と同社の今後の発展を考え、他社への会社売却を決断した。 買い手企業である投資会社は、運送業・倉庫業を営む中堅企業で、同種のビジネスを異なる業界向けに展開しており、M&Aによるシナジーが大きいと判断し、買収を決断した。 双方の社長が早い段階で意気投合したため、順調に手続きが進み、トップ面談から3か月強で、M&Aの成立に至った。 売リ手の社長は、一定期間の引き継ぎ後、アーリーリタイアし、家族との時間をゆっくり過ごす予定である。 【倉庫会社・倉庫業の最新M&A動向】 倉庫会社の経営者の高齢化が進む一方で、価値観の多様化に伴い親族内承継が減少傾向にあり、その結果、後継者問題を抱える倉庫会社が増えてきています。 このような状況の中で、倉庫会社を他社に売却することを決断するオーナー経営者様が増えてきています。一方、大手・中堅の倉庫会社や物流会社においては、買収により規模・業容を拡大しようとする動きが活発化しており、倉庫会社に対する買収ニーズは非常に強い状況が続いています。 インテグループでは、倉庫会社・倉庫業のM&Aに実績を有しておりますので、会社のご売却をご検討中の経営様は是非ご相談ください。 参考:倉庫会社・倉庫業のM&A・売却・事業譲渡について |